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ぼちぼちぼち::シャスタ・ラッセン その3
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シャスタ・ラッセン その3

もう一つ、シャスタでは、スウエットロッジセレモニーにも参加。

これはネイティブアメリカンに伝わる儀式の一つで、身体、心、魂の浄化と統合の儀式。子宮回帰をも意味するようで、子宮をシンボライズした半円球の仮設テントの中心に焼き石を入れて、スチームサウナ状態にした中で、歌をうたいながら、自分の体、人、自然、地球とつながり合い、そしてそのつながりを癒していく、というもの。


スチュワードスプリングスでも観光客向けに日頃やっているそうだけど、偶然に年に一度のセレモニーがキャンプ場のあるパンサーメドウズで行われていたのでそれに参加。

真っ暗な夜、22時頃、薬草のもみ込まれた仮設テントの中で、水着一枚で入る。参加者は他に30人近くいただろうか。中には僕のような旅行者風の人もいたけど、その多くは毎年訪れる人たち。ネイティブアメリカンは勿論だけど、白人参加者が半数以上を占める。

外も真っ暗なら、テントの中も真っ暗。隣も全く見えない中、焼け石を囲んで座り、ものすごいスチームの中、参加者は語り合ったり、歌をうたう。


1ラウンド20分ぐらいだったかな。多くの人たちはもう1ラウンド行くぞーと盛り上がっていたけど、僕は少し意心地が悪くなって出てきた。

こういう儀式に、観光客が何もわからずにそこにいること、そのことに少し後ろめたさを感じたのと、そしてこの儀式に入り込んでいる白人の人たちの雰囲気への違和感。その違和感を言葉にしようと思うと、色々と語弊が生じたりするし、整理できてないから難しいけど、なんかそういう感じが残ったが事実。


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(またモスブレーの滝。今みても、あまりシャスタの写真を撮ってない。。)


サウナは薬草たっぷりで、温泉と併せて、体は浄化できた気分。
でも、心と魂はどうだったかな。純粋に物事を受け止められないひねくれた心と魂は、1回のセレモニーではなかなか浄化できないのは当たり前か。

いくつかのスピリッチュアルポイントを前にしたり、こういうセレモニーに参加したりしても、なかなかオープンな気持ちになれない僕みたいな奴には、まだシャスタは早かったのかもしれない、そう思いながら、シャスタを後にした。


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