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シャスタ・ラッセン その4

ラッセンではマンザニータ湖畔のキャンプ場に2泊。土日にも関わらず、予約なしで問題ない。アメリカの国立公園の中でも訪問客が少ない方らしいが、逆にその分ゆったりしてて良い。

湖畔では釣りをしている人、泳いでいる人、ゆっくり本を読んでいる人、ジョギングをしている人、鹿や野鳥を眺めている人、皆、思い思いの時を静かに過ごしている。

国立公園ではヨセミテが断然好きだけど、でもあのヨセミテバレーの混雑を考えれば、ラッセンでゆったり時を過ごすのも案外正解かもしれない。

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(マンザニータ湖畔に現れた鹿)


ラッセン国立公園自体は標高が高めのところにあるので、スモーキーな空も下界に沈み、ここはまだましな方。それでも写真は殆ど撮れなかった。雪のないラッセンは、雪のないシャスタよりも見た目に良いけど、それでもやっぱり雪がある方が断然綺麗だし。


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(ラッセン山)


ということで、ここでも写真撮影は二の次にして、後はぷらぷらと湖畔やいくつかのトレイルを歩く。


バンパスヘルのトレイルは、マッドポッドや沸騰した池など、火山帯特有の自然活動を目にできるところ。
往復で3マイルで2時間程度。イエローストーンで規模の大きいものもみてきたし、アイスランドでもあたかも異星のような光景をみてきたので、これ自体は、ふむふむという感じ。
写真を見返しても、ふむふむ。でも、こういうのを見たことない人には良いかも。


キングスクリークも滝まで往復3マイルのトレイル。2時間程度。
クリーク沿いを歩くこのトレイルは急だけど、でもやっぱり水沿いは気持ちいい。
ちょうどこの頃はすっきり晴れて青い空復活。木の緑と、水と、青い空。
滝の写真を撮るには日が強くなかったり、影だったり、曇っていた方が僕に撮って都合が良いので、その意味では少し残念だったけど。


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(キングスクリークのトレイル)


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シャスタ・ラッセン その3

もう一つ、シャスタでは、スウエットロッジセレモニーにも参加。

これはネイティブアメリカンに伝わる儀式の一つで、身体、心、魂の浄化と統合の儀式。子宮回帰をも意味するようで、子宮をシンボライズした半円球の仮設テントの中心に焼き石を入れて、スチームサウナ状態にした中で、歌をうたいながら、自分の体、人、自然、地球とつながり合い、そしてそのつながりを癒していく、というもの。


スチュワードスプリングスでも観光客向けに日頃やっているそうだけど、偶然に年に一度のセレモニーがキャンプ場のあるパンサーメドウズで行われていたのでそれに参加。

真っ暗な夜、22時頃、薬草のもみ込まれた仮設テントの中で、水着一枚で入る。参加者は他に30人近くいただろうか。中には僕のような旅行者風の人もいたけど、その多くは毎年訪れる人たち。ネイティブアメリカンは勿論だけど、白人参加者が半数以上を占める。

外も真っ暗なら、テントの中も真っ暗。隣も全く見えない中、焼け石を囲んで座り、ものすごいスチームの中、参加者は語り合ったり、歌をうたう。


1ラウンド20分ぐらいだったかな。多くの人たちはもう1ラウンド行くぞーと盛り上がっていたけど、僕は少し意心地が悪くなって出てきた。

こういう儀式に、観光客が何もわからずにそこにいること、そのことに少し後ろめたさを感じたのと、そしてこの儀式に入り込んでいる白人の人たちの雰囲気への違和感。その違和感を言葉にしようと思うと、色々と語弊が生じたりするし、整理できてないから難しいけど、なんかそういう感じが残ったが事実。


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(またモスブレーの滝。今みても、あまりシャスタの写真を撮ってない。。)


サウナは薬草たっぷりで、温泉と併せて、体は浄化できた気分。
でも、心と魂はどうだったかな。純粋に物事を受け止められないひねくれた心と魂は、1回のセレモニーではなかなか浄化できないのは当たり前か。

いくつかのスピリッチュアルポイントを前にしたり、こういうセレモニーに参加したりしても、なかなかオープンな気持ちになれない僕みたいな奴には、まだシャスタは早かったのかもしれない、そう思いながら、シャスタを後にした。


その4へ

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